WordPressのローカル開発環境を構築する
WordPress は簡単には壊れないので、本番環境の管理画面を直接触ってしまうことも多いです。しかし、テーマの functions.php の修正をミスったりするとあっけなく壊れます。サーバーダウンを許したくない場合は、ローカル開発環境でのテストが必要です。ここでは、Docker Compose を使って WordPress のローカル開発環境を構築する手順をご紹介します。
目次
docker-compose.yml を用意する
以下のdocker-compose.yml
を適当なフォルダに作成します。
version: "3.7"
services:
db:
image: mysql:5.6
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: root
MYSQL_DATABASE: wordpress_db
MYSQL_USER: wordpress_user
MYSQL_PASSWORD: wordpress_pass
web:
image: wordpress:latest
depends_on:
- db
ports:
- "8080:80"
environment:
WORDPRESS_DB_HOST: db:3306
WORDPRESS_DB_NAME: wordpress_db
WORDPRESS_DB_USER: wordpress_user
WORDPRESS_DB_PASSWORD: wordpress_pass
volumes:
- .:/var/www/html/wp-content/themes
volumes でコロンの左側にドットを書くことで、docker-compose.yml があるディレクトリがマウントされます。上記の場合は/var/www/html/wp-content/themes
です。docker-compose.yml があるディレクトリにテーマファイルを設置して修正することで、それがローカル開発環境の WordPress へと即座に反映されます。
なお、必要があればポート番号を適宜書き換えます。
コマンドを叩いてローカル開発環境を動かす
バックグラウンドでコンテナを実行
docker-compose up -d
Web サーバーにログイン
docker-compose exec web sh
ブラウザで localhost:8080 にアクセスすると、WordPress のインストールができます。
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