GitHub ActionsでJestを叩くときのタイムゾーンと言語を設定する
GitHub リポジトリにプッシュしたとき、GitHub Actions のワークフローで自動的に Jest を走らせるようにしています。GitHub 上で自動的に走る Jest と、手動で直接叩く Jest との違いはタイムゾーンとロケールです。ここでは、GitHub 上で Jest を動かすときに環境変数としてタイムゾーンとロケールを指定する方法について説明します。
目次
1. package.json にグローバル設定ファイルを指定する
以下のように設定を追記します。jest-global-setup.js
に設定を記載すれば、環境変数から読み込まれた値を上書きできます。
"jest": {
"globalSetup": "./jest-global-setup.js"
},
2. jest-global-setup.js の中身を記載する
タイムゾーンと言語を指定します。
module.exports = async () => {
process.env.TZ = "Asia/Tokyo";
process.env.LANG = "en_US.UTF-8";
};
3. 動作結果を確認する
Jest のテストで出力される日時の文字列を確認したところ、言語が日本語から英語になっていることが確認できました。
- "date": "Wed Apr 01 2020 09:00:00 GMT+0900 (日本標準時)",
+ "date": "Wed Apr 01 2020 09:00:00 GMT+0900 (Japan Standard Time)",
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