日本の消費者物価指数(CPI+コアコアCPI)物価上昇率推移
日本の消費者物価指数(CPI)とは
日本がインフレなのかデフレなのかを判断する指標として、消費者物価指数があります。消費者物価指数について、総務省統計局のホームページでは次のように説明されています。
消費者物価指数に関する Q&A http://www.stat.go.jp/data/cpi/4-1.htm
消費者物価指数とはどのようなものですか。
消費者物価指数は、全国の世帯が購入する各種の商品(財・サービス)の価格の平均的な変動を測定するものです。すなわち、ある時点の世帯の消費構造を基準に、これと同等のものを購入した場合に必要な費用がどのように変動したかを指数値で表しています。
物価=モノの価格ですね。
モノの価格が下がる=お金の価値が上がる=デフレ モノの価値が上がる=お金の価値が下がる=インフレ です。アベノミクス・黒田バズーカでは、デフレからインフレにしようとしています。物価下落から物価上昇へ転換したいというわけです。
日本の消費者物価指数(CPI、コアコア CPI)推移グラフ
消費者物価指数は CPI(Consumer Price Index)と呼ばれています。それから、コアコア CPI というのもあります。これは、天候で豊作・不作になったときなど値段の変動が激しい食品と、原油相場の需給などによる変動が激しいエネルギーとを除いた物価のことです。CPI は統計局のページから見られます。
統計局ホームページ/消費者物価指数(CPI)結果 http://www.stat.go.jp/data/cpi/1.htm
CPI をグラフにしてみました。リーマンショック(2008/9/15)前に CPI が上がっているのは、原油の高騰が原因だと思います。リーマンショック後は、緩やかに下落トレンドになっているようです。コアコア CPI リーマンショック前まで横ばい、リーマンショック後からはっきり右肩下がりになっていることが分かります。最新の 2013 年 3 月の消費者物価指数は少し上がっていますが。。。
CPI の対前年同月比上昇率グラフを見ると、物価は下げ止まりつつあることが分かります。
黒田さんのインフレターゲットは 2%です。過去の消費者物価指数グラフを見ると、2%ってかなり大きな変動であることが分かります。果たしてインフレ目標はクリアできるのかどうか。定点観測していきたいと思います。
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